【2月16日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するメルセデスAMG(Mercedes AMG)は15日、ルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)との契約延長の交渉を開始したと発表した。

 7度の世界王者に輝いたハミルトンは、この日英シルバーストーン(Silverstone)で行われた2023年シーズンの新車発表会で、「もう少し長くここにいるつもりだ」と述べていた。

 その後、トト・ヴォルフ(Toto Wolff)代表は、今年末で満了となるハミルトンの年俸4000万ポンド(約64億円)の契約延長について、交渉を開始したと付け加えた。

 ヴォルフ氏は「手始めの話をしたが、いかなる予定も決めたくはない」とし、「彼にとってもわれわれにとってもそれは大したことではない。現契約は1年あって、ふさわしい時期が訪れるだろう」とコメントした。

 ハミルトンは1月に38歳になっており、次の契約では40歳の誕生日を迎えることになる。

 この発表を前にハミルトンは、「自分は長らくここにいる。レースが好きなのは変わらないし、これからも変わらない。それがDNAの一部で、いつでももっとよくなれると強く思っている。常に新しい日誌や新たなツールがあって、それに慣れていかなければならないが、それが好きだし、もう少し長くここにいるつもりだ」と語っている。(c)AFP