【2月15日 AFP】ロシア外務省は14日、同国がモルドバの親欧米派政権の転覆を謀っているとするモルドバ側の主張を「事実無根」と一蹴した。

 モルドバのマイア・サンドゥ(Maia Sandu)大統領は13日、ロシアが政権転覆を画策していると非難。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領も先週、「ロシアの情報機関によるモルドバ破壊計画をつかんだ」と述べていた。

 ロシア外務省は、ウクライナがモルドバとロシアの対立を狙っているとし、モルドバ政権は「ロシア嫌い」だと反発した。

「ロシアは西側諸国やウクライナとは異なり、モルドバなど各国の内政には干渉しない」「わが国はモルドバの安全保障に脅威を与えていない」として、ロシアと「安定した友好関係」を保った方がモルドバにとって有益だと主張した。(c)AFP