春節連休から中国経済の活力を見る
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【2月14日 People’s Daily】春節(旧正月、Lunar New Year)は、古いものに別れを告げ、新しいものを迎える素晴らしい時期であり、中国を観察する重要な窓でもある。2023年の新春、感染症対策は新たな段階を経て、最初の春節として特に注目を集めた。
高速鉄道や飛行機、バスに乗り、他郷にいる人が故郷に戻り、家族や友人と再会するというおなじみの春運(春節時の帰省ラッシュ)が帰ってきた。
受注が増え、生産が拡大し、飲食業が過熱し、観光業が盛んになっている。生産・生活の回復が加速し、発展の原動力の蓄積が強まり、中国の経済・社会の発展の勢いを示している。
200近い駐機スペースがすべて開放され、1時間ごとに40便以上が発着し、1日の平均旅客数は延べ11万人を超え、連休期間中の北京大興国際空港に乗客が殺到した。鄭州東駅の「米」字型の高速鉄道ハブは縦横に伸び、1日の平均乗客数は延べ12万人以上に達し、中国南方航空(China Southern)は新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)で8000便近くの運航を計画し、2019年同期の水準を上回った。1月21日から27日にかけて、中国の鉄道、道路、水路、民間航空の総送客数は延べ約2億2600万人で、2022年の同時期を大幅に上回った。
映画館は大人気だ。1月22日、10時過ぎたばかりで、河南省(Henan)滑(Hua)県にある中影国際映画館の大型スクリーンには、多くのチケットが売り切れたことが提示された。国家映画局が1月28日に発表したデータによると、2023年春節期間の映画興行収入は67億5800万元(約1309億円)に達し、映画史上同期第2位の好成績を収めたという。
市街地の店は活気に満ちている。春節連休中、全国480カ所の万達広場には、延べ1億6000万人が訪れ、売上高は126億8000万元(約2456億円)となり、いずれも過去最高となった。
人気観光地が爆発的な盛り上がりを見せ続けている。夕暮れ時、中国・ハルビン氷雪大世界は美しく、人気スポットとして観光客を魅了した。「待ちに待った『北国』への旅がついに実現した」と、観光客の章懿(Zhang Yi)さんは楽しそうに語った。非常に多くの観光客が三亜市(Sanya)のビーチに訪れている。西安(Xi’an)市の大唐不夜城歩行街は一時的に制限されるに至った。海外旅行市場が急速に回復している。今年の春節、文化・旅行の需要は高まり、観光市場はますます活況を呈している。文化観光部の推計によると、春節連休の国内旅行者数は延べ3億800万人、前年同期比23.1%増となり、2019年同期の88.6%に回復したという。
「春節連休には、飲食、宿泊、交通、旅行、ショッピング、娯楽などの需要が急速に解放され、実体小売、飲食・宿泊、文化・旅行などの業界が大きく回復し、中国市場の強靱(きょうじん)性と巨大な空間が示された」。国務院発展研究センターの楊光普(Yang Guangpu)副研究員は、新年度は、消費の回復と拡大を優先させることで、中国の内需の潜在力を継続的に解放し、経済発展に強い勢いを与えることができるだろうと述べた。(c)People’s Daily/AFPBB News