【2月14日 AFP】ウクライナ政府は13日、東部ドネツク(Donetsk)州の前線バフムート(Bakhmut)および近郊のソレダル(Soledar)でロシア軍が攻勢を強めており、戦況は「厳しい」との認識を示した。

 侵攻開始から1年を迎えようとする中、敗退を続けているロシア軍は、起死回生を図ろうとドネツク州で攻撃を激化させている。

 ウクライナ側は死守する構えだが、ロシア軍はバフムート掌握を目指してわずかずつ前進している。

 ウクライナ国防省は、バフムート近郊の16集落が12日、戦車や迫撃砲などによる攻撃にさらされたとしている。

 同国軍のセルヒー・チェレバティー(Sergiy Cherevaty)報道官は同日、国営放送で「バフムートは依然、敵の主要な攻撃目標となっている」と述べた。(c)AFP