【2月13日 CGTN Japanese】新型コロナウイルス感染症の予防・抑制措置の適用以来、中国各地で次々と「新型コロナウイルス感染症の治療のための中医薬処方」が発表され、特に農村部で中医の煎じ薬が普及しています。

 中国南西部の貴州省龍河村衛生室の鐘晶医師は、「感染者は中医薬を服用してとても効果があったと感じている。せきが緩和され、のどの痛みも和らいだそうだ」と述べました。

 中国国家中医薬疫病防治基地の張煒副主任は、「中医薬を用いた治療により、感染期間が効果的に短縮し、重症化率と死亡率も低減できた」と語りました。

 ここ10年、中国の中医薬サービス能力は明らかに向上し、98%以上の地域の衛生サービスセンターと郷鎮(日本の町村にあたる行政単位)の診療所では中医薬サービスが提供できるようになり、中医による診療者数は12億人に達しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News