【2月14日 People’s Daily】中国・江蘇省(Jiangsu)無錫市(Wuxi)新呉区(Xinwu)旺荘街道の春潮花園の居住区に住む68歳の女性の銭潔雲(Qian Jieyun)さんの家には、特別なものがある。戸口には赤外線センサーが設置されており、2日間誰も外に出ていないことが感知されるとすぐにコミュニティーに通報される。キッチンには煙警報器、ガス漏れ警報器、水漏れ警報器があり、煙が出ていたり、ガス漏れや水漏れが発生した場合、遅滞なく自動通報ができる。ベッドサイドにはテレビ電話とワンタッチコールがあり、入浴補助などの高齢者サービスが必要な場合や緊急事態が発生した場合、高齢者は街道の老人ホームや医療スタッフを直接に呼び出すことができる。

 銭潔雲さんが住む旺荘街道は、無錫市初の全国スマート健康養老モデル街道で、「スマート」という言葉が養老サービスのあらゆる面に浸透している。

「『インターネット+スマート養老プラットフォーム+コールセンター+スマート端末』というサービスモデルを通じ、高齢者向け各種サービスの情報収集・分析の改善により、インテリジェントな健康管理・理学療法、便利な生活、コミュニティー遠隔医療・健康管理統合サービスを打ち出し、高齢者に広く受け入れられている」。街道民政部門の責任者の朱国清(Zhu Guoqing)さんは、街道の老人ホームに住む高齢者のために、スマートベッド、移動介護などのスマートシステムを備えていると紹介した。在宅の「失能老人」(自立生活能力喪失者)・「半失能老人」(自立生活能力一部喪失者)のために、「高齢者用ベッドの在宅化」プロジェクトを推進し、事故警報装置などのスマートデバイスの導入と連動している。高齢者向けの包括的な配食センターには、「セントラルキッチン+コミュニティー食事提供所+食事宅配」の食事提供システムが構築されている。

 旺荘街道だけでなく、新呉区の6つの街道でもスマート養老システムを構築している。現在、コミュニティーワーカーが一軒一軒を訪ね、情報収集を行い、高齢者世帯の年齢に応じた改修を実施している。

 新呉区の豊富な実践は、無錫市が精力的に取り組んでいる公的養老サービスの充実を象徴するものだ。近年、同市は技術支援を強調し、スマート養老建設を革新的に推進し、インターネット、ビッグデータなどの手段により、きめ細かなサービス、効率的な管理、安全保障、健康保健、食事提供サービスというスマート養老サービスの「5つのネットワーク」を整備した。また、市、区、街道、住宅の4層の相互連結・資源共有の養老サービスのスマート化プラットフォームを構築し、200以上のスマート養老サービス機関を擁している。(c)People’s Daily/AFPBB News