【2月13日 AFP】22-23イタリア・セリエAは12日、第22節の試合が行われ、ナポリ(SSC Napoli)は3-0で最下位に沈むクレモネーゼ(US Cremonese)を下し、暫定ながら2位との勝ち点差を16に広げて33シーズンぶりのタイトル獲得に前進した。

 ナポリは22分、この日22歳の誕生日を迎えたクヴィチャ・クワラツヘリア(Khvicha Kvaratskhelia)が先制点を挙げると、65分にはヴィクター・オシムヘン(Victor Osimhen)が今季リーグ最多となる17点目を決めてリードを広げ、さらに79分にはエリフ・エルマス(Eljif Elmas)がチーム3点目を記録した。

 2位インテル(Inter Milan)が13日に敵地でのサンプドリア(Sampdoria)戦を控える中、6連勝を飾ったナポリは少なくとも勝ち点13差を持って次節を迎えることになる。

 一方でユベントス(Juventus)は、アドリアン・ラビオ(Adrien Rabiot)の決勝点で1-0とフィオレンティーナ(Fiorentina)に辛勝。89分にガエタノ・カストロヴィリ(Gaetano Castrovilli)に同点弾を許したものの、ほんのわずかな差でのオフサイドでこれが取り消され、命拾いした。

 先月、移籍に関する不正で勝ち点15を剥奪されたユベントスは9位につけており、最後の欧州大会出場枠が獲得できる6位ラツィオ(SS Lazio)との勝ち点差は10となっている。(c)AFP