【2月13日 AFP】米軍は12日、ミシガン州とカナダ国境付近にある五大湖の一つ、ヒューロン湖(Lake Huron)上空で新たな飛行物体を撃墜した。今月、米軍機が中国の偵察気球を撃墜して以降、4件目となる。

 匿名を条件に取材に応じた政府高官によれば、ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領がF16戦闘機による撃墜を命じた。

 同高官によれば、物体はワイヤのようなものが垂れ下がった八角形の構造物だった。軍事的な脅威があるとは見なされなかったが、上空約6000メートルを飛行しており、民間航空機の障害となりかねないとの判断から撃ち落としたという。

 当局は撃墜に先立ち、五大湖のミシガン湖(Lake Michigan)上空を一時閉鎖した。(c)AFP