【2月12日 AFP】男子テニス、ダラス・オープン(Dallas Open 2023)は11日、シングルス準決勝が行われ、中国のウー・イービン(Wu Yibing)が大会第1シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)を6-7(3-7)、7-5、6-4で破り、中国男子としてオープン化後初のツアー決勝進出を果たした。

 第3シードのデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)と第8シードのアドリアン・マナリノ(Adrian Mannarino、フランス)も破って勝ち上がってきた23歳のウーは、これがトップ10選手からの初勝利となった。

 決勝では第5シードのジョン・イズナー(John Isner、米国)と対戦する。イズナーは同胞のJJ・ウルフ(J.J. Wolf)を3-6、7-5、7-6(7-4)で退け、自身31度目のツアー決勝進出を果たした。

 自己最高の世界97位で今大会に臨んでいるウーは、次週発表の最新ランキングでは決勝の結果にかかわらず、現在91位の張之臻(Zhang Zhizhen、ジャン・ジジェン)を抜いて中国勢で歴代最高位に浮上する。(c)AFP