【2月12日 AFP】ラグビーシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2023)は11日、第2節の試合が行われ、スコットランドがウェールズに35-7で下した。スコットランドは開幕2連勝とし、過去最高のシックスネーションズのスタートを切っている。

 スコットランドはカイル・ステイン(Kyle Steyn)が2トライを決めたほか、ジョージ・ターナー(George Turner)、ブレア・キングホーン(Blair Kinghorn)、マット・ファーガソン(Matt Fagerson)にもトライが生まれ、ウェールズ戦では最大得点差での勝利となった。

 フィン・ラッセル(Finn Russell)が後半に3本のトライアシストを決め、さらにキックで10点を稼ぎ出し、快勝を呼び込んだ。

 ボーナスポイント付きの勝利で、勝ち点10はアイルランドと並びトップ。開幕2連勝はファイブネーションズ時代の1996年以来となった。

 キャプテンを務めるジェイミー・リッチー(Jamie Ritchie)は「自分たちがベストのプレーを発揮できれば、どのチームが相手でも勝てる。自分たちの力はこんなものではない」と自信を口にし、「勝利はうれしい。まだ完璧ではないし、少し雑なところもある。課題を残しつつも勝てたのは良かった」と話した。

 対照的に、ウェールズは2007年以来の開幕2連敗。チームはウォーレン・ガトランド(Warren Gatland)ヘッドコーチ(HC)が復帰したが、悪い流れを変えられずにいる。(c)AFP