【2月11日 AFP】ブラジルサッカー連盟(CBF)は10日、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)を率いるカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督と指揮官就任で合意したことを否定した。ブラジル代表はPK戦の末クロアチアに準々決勝で敗れたW杯カタール大会(2022 World Cup)後にチッチ(Adenor Leonardo Bacchi aka Tite)前監督が退任し、新指揮官を探している。

 CBFは「(就任合意の)情報は誤りだ」とし、「(新監督の)問題は透明性を持って対応しており、選ばれた監督についてはしかるべきタイミングで発表する」と述べた。

 一方、クラブW杯(2022 FIFA Club World Cup)出場のため、現在モロッコにいるアンチェロッティ監督は10日の記者会見で、「私の状況は極めてはっきりしている。2024年まで契約している」と話し、レアルとの契約を満了する意向を示した。

 ブラジル代表の新監督候補には、スペイン代表のルイス・エンリケ(Luis Enrique)前監督やマンチェスター・シティ(Manchester City)のジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督、レアルのジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)前監督、ASローマ(AS Roma)のジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督の名前もメディアで挙げられている。(c)AFP