【2月10日 AFP】ウクライナ空軍は10日、ロシア軍が同日ウクライナ各地に対しドローン(無人機)やミサイルによる「大規模」攻撃を実施したと発表した。ウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は今週、欧州諸国を歴訪し、長距離ミサイルなどを供与するよう要請していた。

 ウクライナ空軍は「敵が複数の都市や重要インフラを攻撃した」とし、ロシア軍はイラン製の自爆型ドローン7機をアゾフ海(Sea of Azov)方面から出撃させたと説明した。ドローン5機と精密巡航ミサイル「カリブル(Kalibr)」5発を迎撃したとしている。

 またロシア軍は東部ハルキウ(Kharkiv)州や南部ザポリージャ(Zaporizhzhia)州に対しても、「最大で35発の対空誘導ミサイル」で攻撃したという。(c)AF