【2月10日 CGTN Japanese】中国各地では、二十四節気の立春が過ぎ、春の息吹を感じさせるさまざまな花が咲き始めています。

 中国南東部の福建省(Fujian)漳州市(Zhangzhou)白石村では、濃いピンク色の桜が開花しています。桜の木と茶の木で覆い尽くされた風景は観光客を引き寄せており、年間10万人以上が訪れているということです。

 南西部の四川省(Sichuan)西昌市(Xichang)の湿地公園では、21品種、約50万本のチューリップが園内を彩り、訪れた人たちの目を楽しませています。

 南部の広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)貴港市(Guigang)平田村の広さ30ヘクタールを超える広大な菜の花畑では、人々が一面に広がるこの黄色い絶景を写真に収めたり絵にしたりしています。

 東部の江蘇省(Jiangsu)南京市(Nanjing)の梅の名所・梅花山では、360品種、3万5000本を超える梅の花が見ごろを迎えています。現地では、冬から春に変わりゆくこの季節、梅の花見が風物詩となっています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News