欧州スーパーリーグ構想に「進展」 バルサのラポルタ会長
発信地:バルセロナ/スペイン
このニュースをシェア

【2月10日 AFP】サッカースペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)のジョアン・ラポルタ(Joan Laporta)会長は9日、欧州スーパーリーグ創設の構想が「進展している」と述べた。
【写真特集】欧州チャンピオンズリーグ、100試合出場を果たした名選手
欧州サッカー界は2021年、計12クラブが同リーグへの参加を表明して激震が走ったものの、ファンや各国政府からの反発を受けて大半のクラブがプロジェクトから撤退。その一方で、バルセロナとレアル・マドリード(Real Madrid)、ユベントス(Juventus)は、各方面からの反対をよそにスーパーリーグの可能性を主張し続けている。
この日、記者会見に臨んだラポルタ会長は「スーパーリーグは進展している」と発言し、参加するクラブにとって「より持続可能」な大会になると話した。
スーパーリーグ構想をめぐっては、欧州サッカー連盟(UEFA)と国際サッカー連盟(FIFA)が参加に関心を示したクラブや選手に連盟からの追放を警告しており、これが地位の乱用に当たる可能性があるとして欧州司法裁判所(European Court of Justice)の裁定が待たれている。
ラポルタ会長は、欧州司法裁判所の裁定は4月に出るとの見方を示し、スーパーリーグの推進側は大会を組織できるようになるだろうと語った。(c)AFP