【2月8日 AFP】ドイツ、オランダ、デンマーク3か国の国防省は7日、ウクライナに旧式の独製戦車「レオパルト(Leopard)1」100両以上を「数か月以内」に供与すると発表した。

 3か国国防省の発表は、ドイツのボリス・ピストリウス(Boris Pistorius)国防相のキーウ訪問に合わせて行われた。

 3か国はウクライナを支援する「新レオパルト構想」で合意しており、今回の供与はその一環。同構想は、主力戦車「レオパルト2」の供与計画を補完するものとなる。ベルギーも参加に関心を示しているという。

 ドイツ政府は、民間在庫から最大178両のレオパルト1A5をウクライナに提供することを承認したと発表。最終的な数は「整備の必要度」に応じて決まると説明している。(c)AFP