【2月7日 AFP】フランス・パリのアンヌ・イダルゴ(Anne Hidalgo)市長は7日、2024年パリ五輪について、ウクライナでの「戦争が続いている間」はロシア選手の出場に反対する考えを表明した。

 イダルゴ市長は先月、中立の立場であることを条件に、ロシア選手のパリ五輪出場を支持する姿勢を示していたが、立場を変えた形だ。

 国際オリンピック委員会(IOC)は先月、ロシアとベラルーシの選手のパリ五輪参加を認める「道筋」を検討していることを明らかにした。

 これに対し、ウクライナは五輪をボイコットする可能性があると表明。ポーランドのカミル・ボルトニチュク(Kamil Bortniczuk)スポーツ・観光相も、欧州連合(EU)と英国を含めた約40か国が、ロシアとベラルーシ選手の五輪出場に反対する見通しだと述べた。

 最終的にはIOCが、ロシアやベラルーシの選手の大会参加の可否を決定する。(c)AFP