【2月11日 CGTN Japanese】北京ターミナル管理公司によれば、北京市で進められている副都心駅綜合交通ターミナルプロジェクトでは年内に主要部分の85%以上が完成し、来年にはすべてが完成します。同プロジェクトはアジア最大の地下綜合交通ターミナルを建設するものです。

 北京市の副都心駅綜合交通ターミナルは市東部の通州区の第6環状道路に位置し、面積は約70ヘクタールです。同ターミナルは北京市にある国際空港2カ所を結ぶ唯一の総合ターミナルであり、北京副都心にあって北京・天津・河北地区と北京市中心部を結ぶ唯一のターミナルでもあります。

 同プロジェクトは全面的な工事段階に入っています。2022年末時点で総投資額の36%がすでに投じられ、主要部分の工事の50%以上や屋根部分が完成しました。現在は地下部分の工事が進められており、着手された部分の面積は約128万平方メートルに達しました。この巨大交通ターミナルは都市間鉄道、市内軌道交通、シャトルエリア駅、都市行政関連施設、公衆サービススペース、総合交通ターミナルなどの機能が一体化したものであり、北京・唐山都市間鉄道を含む都市間鉄道2本と郊外鉄道1本、市内軌道交通4本、シャトルバス路線15本乗り入れ、さらに商業施設なども設けられます。

 同プロジェクトへの総投資額は約318億元(約6209億円)と見込まれており、完成後にはアジア最大の地下綜合交通ターミナルとして1日当たり延べ50万人が利用する見込みです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News