【2月7日 AFP】(更新)トルコ南部で6日に発生したマグニチュード(M)7.8の地震で、隣国シリアと合わせた死者数は3700人を超えた。

 地震は、人々が就寝中だった同日未明に発生した。トルコでは集合住宅など5606棟が倒壊。シリアでも数十棟が倒壊し、北部アレッポ(Aleppo)では有名な要塞(ようさい)など遺跡も被害を受けた。

 シリア政府によると、同国では少なくとも1444人が死亡。トルコ当局によれば同国では2316人が死亡し、両国の犠牲者の合計は3760人となった。

 トルコは7日間の国喪を宣言。被災地では、気温が氷点下にまで下がる中、がれきの下敷きとなった人々の救出活動が続けられている。(c)AFP