トルコ南部地震、シリア含め死者1400人超に M7.5の余震も
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【2月6日 AFP】トルコ南部で6日早朝に発生したマグニチュード(M)7.8の地震で、これまでに同国と隣国シリアで合わせて1400人を超える死者が確認された。また同日午後には、トルコ南東部でM7.5の余震も起きた。
6日早朝の地震は、地域一帯で起きたものとしては過去100年で最大級。シリア国立地震センターも「同センターでの観測史上最大」と報告した。
トルコ南部の複数の主要都市が壊滅的な被害を受けている。また同地域には、シリア内戦やその他の紛争から逃れてきた難民数百万人が暮らしている。
トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は、これまでに少なくとも912人が死亡したと発表した。
またシリア国営メディアと医療関係者によると、同国内での死者は少なくとも560人に上っているという。
吹雪によって主要道路が凍結し、救助の妨げとなっている。また当局者によると、一帯の主要空港3か所が使用不能となり、援助物資の配送が困難になっている。(c)AFP