【2月11日 People’s Daily】中国・浙江省(Zhejiang)義烏市(Yiwu)は「世界の小商品の首都」と呼ばれ、世界230以上の国・地区と貿易を行っている。百年に1度の世界の変動と新型コロナのパンデミック(世界的な大流行)が重なったにもかかわらず、義烏は依然として輝かしい実績を上げた。2022年1月から11月まで、義烏の輸出入総額は4422億2000万元(約8兆7970億円)に達し、前年同期比24.1%増、そのうち輸出は3990億6000万元(約6兆5910億円)で前年同期比19.1%増、輸入は431億6000万元(約8390億円)で同104.6%増となった。

 2022年11月、浙江義烏小商品城は開業40周年を迎えた。40年たった今も、ビジネスは活況を呈しているが、その背景には何があるのだろうか?

 義烏小商品城に足を踏み入れると、目の前に広がるのは過去40年間の「小商品城の超人気商品」だ。超人気商品の背後に、小商品城の発展の鍵がある。それは、衣食住や交通などのトレンドの変化を見逃さず、精力的にイノベーションを起こし、そして世界へ売り込んでいくことだ。

 オフラインからオンラインへの転換は、小商品城の業者の共通の選択だ。2020年末にスタートした新しいオンラインプラットフォーム「Chinagoods」は、調達、出荷、税金申告、代金回収などの「ワンストップ」サービスのほか、業者に国際倉庫、物流、決済、ブッキングなどの貿易サービスも提供している。「Chinagoods」が稼働後、業者から好評を得ており、2021年の商品取引総額は168億元(約3266億円)に達した。現在、「Chinagoods」には5万5000の業者が入居し、500万以上の商品、210万以上のバイヤーが登録されている。

「Chinagoods」は、業者の提案に基づき、さまざまな機能を実装している。「Chinagoods」のプラットフォーム上ですべての取引データが同期されていれば、納品された後、すぐに為替決済が可能になり、オフラインで再び面倒なプロセスを踏む必要はない。それに、「Chinagoods」に商品をアップロードすれば、6か国語のオンライン翻訳を利用することができる。

 2022年6月、義烏小商品城初の海外支店がドバイに設立された。敷地面積は20万平方メートル、総投資額は約10億6000万元(約206億円)、商品は100万種に達し、海外バイヤーは家を出ることなくサンプルを見て注文できるようになった。

 中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車の「義新欧(義烏ー新疆ー欧洲)」中欧班列の営業範囲は、域外の50カ国以上、160以上の都市に及んでいる。2022年11月には、2000本以上の列車が運行された。

 現在、義烏には156の海外倉庫と275の特定国際物流ルートがある。義烏市颺帆(Yangfan)サプライチェーン管理の朱蓉芳(Zhu Rongfang)ゼネラルマネジャーは、「海外倉庫を設立することで、海外での倉庫保管、販売、ラストワンマイル配達サービスの利用が可能になる」と述べた。(c)People’s Daily/AFPBB News