【2月6日 AFP】ラグビーシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2023)は5日、第1節の試合が行われ、フランスは29-24でイタリアに競り勝ち、連覇へ向けて白星発進を切った。

 アウェーのフランスは、ティボー・フラマン(Thibaud Flament)、トマ・ラモス(Thomas Ramos)、この日が代表初キャップのエタン・デュモルティエ(Ethan Dumortier)、マチュー・ジャリベール(Matthieu Jalibert)の4人がトライ。ボーナスポイントも獲得し、勝ち点5でアイルランドとスコットランドと並んだ。

 一方でこの日は18回のペナルティーを重ね、昨秋のオーストラリア戦勝利で勢いに乗るイタリアに試合を献上しかけるなど、グランドスラム(全勝優勝)を達成した前回大会からは程遠い出来だった。

 キャプテンを務めるアントワーヌ・デュポン(Antoine Dupont)も「この勝利に喜ぶところはない」と話し、「あまりにも規律が乱れていた。ペナルティーも与えすぎた。このレベルではあってはならないことで、すぐに修正する必要があるというのはチームとしてよく分かっている」と反省した。

 次節はフランスが11日に敵地でアイルランドと、イタリアは12日に敵地でイングランドと対戦する。(c)AFP/Terence DALEY