【2月6日 AFP】南米コロンビアで4日、米国領内で撃墜された中国の「偵察気球」に類似した物体が領空を通過した。

 コロンビア空軍は同日、「気球のような物体」を3日に確認し、「領空を離れるまで監視した」と発表した。

 物体は約1万7000メートル上空を平均時速46キロで飛行。空軍は「国家安全保障や国防、航空の安全性への脅威は認められなかった」とする一方で、「物体がどこから来たか突き止める」ため、他の国や機関と協力して調査中だとした。

 米国防総省は3日、中南米上空でも中国の偵察気球1機を確認したと警告していた。中南米では、コロンビア以外に確認情報が出ている国はない。(c)AFP