【2月6日 Xinhua News】中国広東省(Guangdong)深圳市(Shenzhen)と香港特別行政区の口岸(通関地)で6日から、人の往来が全面的に再開する。また、現在実施している出入境予約制度はとりやめる。深圳市人民政府口岸弁公室が明らかにした。

 1月8日に業務を再開した深圳湾、福田、文錦渡、広深港高速鉄道西九竜駅の各口岸に続き、皇崗、羅湖、蓮塘の各口岸も業務を再開する予定となっている。

 往来再開の発表に伴い、中国本土から香港・マカオへ行く旅行商品の販売も再開された。オンライン旅行大手の携程集団(トリップドットコムグループ)のデータによると、香港、マカオを目的地とする検索数が3倍以上に増加し、両地への団体ツアーの閲覧数も2・8倍となった。

 2月の出境便の調整により、中国本土から香港、マカオへの航空便に新たな利便性がもたらされている。トリップドットコムの統計によると、1日現在、中国本土から香港への直行便は北京や上海、広州(Guangzhou)、成都(Chengdu)、福州(Fujian)、南京(Nanjing)など26都市から毎週約270便に上っている。(c)Xinhua News/AFPBB News