韓国化粧品・生活用品大手、営業利益47%減…国内外の景気低迷響く
発信地:韓国
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韓国・北朝鮮
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【02月04日 KOREA WAVE】韓国の化粧品・生活用品大手「LG生活健康」は1月31日、昨年第4四半期(10~12月)の営業利益が前年同期比46.5%減の1289億ウォン(約135億円)だったと発表した。売上高は10.6%減の1兆8078億ウォン(約1900億円)。国内外の景気低迷や消費鈍化が主因だとしている。
ビューティー事業の売り上げは前年同期比23.7%減の8701億ウォン、営業利益は57.7%減の792億ウォン。中国の市況悪化やそれに伴う消費鈍化による免税店と中国現地での売り上げ不振が響いた。ただ、中国「独身の日」行事で「WHOO」ブランドが導入した短編動画アプリ「ティックトック」や「快手」のような新規フォームで1位を達成するなど、オンラインチャンネル多角化では一定の成果を上げた。
HDB(生活用品)事業の売り上げは前年同期比5.0%増の5265億ウォン、営業利益は6.7%減の189億ウォン。リフレッシュメント(飲料)事業の売り上げは7.8%増の4112億ウォン、営業利益は8.1%減の308億ウォンだった。
両事業部門は新製品の発売とプレミアムブランドの販売が好調だったことを受け、売り上げが伸びた。一方で経費の増加と原材料価格上昇の余波に伴う原価負担で営業利益は減少した。
「LG生活健康」全社の昨年の年間売り上げは前年比11.2%減の7兆1858億ウォン、営業利益は44.9%減の7111億ウォンだった。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News