【2月4日 AFP】ニカラグアのダニエル・オルテガ(Daniel Ortega)大統領は2日、イランと北朝鮮には核兵器開発を行う権利があり、米国に阻止する権限はないと主張した。

 オルテガ氏は、同国を訪れているイランのホセイン・アミール・アブドラヒアン(Hossein Amir-Abdollahian)外相との会談で「われわれは原爆が好きなわけではない。しかし、イランが原爆をつくりたいならば、(西側主要国に)それを禁じるどんな権限があるのだろうか」と問い掛けた上で、北朝鮮にも同様の権利があると主張した。

 さらに「(西側主要国に)どの国が原爆を持ち、どの国が持つべきでないかを決める権利はない」とした上で、個人的には「米国のものをはじめとするすべての原爆の廃絶」を望んでいると付け加えた。

 アブドラヒアン氏はオルテガ氏に謝意を伝え、イランの核開発計画は純粋に平和目的だと訴えた。(c)AFP