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【02月04日 KOREA WAVE】韓国で昨年、新規発売された車両のうち、起亜(キア)自動車のニロEV、現代アイオニック6、ジェネシスGV70の3車種が安全性評価で法的基準を上回る水準で最高等級を獲得した。

国土交通省は先月31日、韓国交通安全公団自動車安全研究院と2022年自動車安全度評価(KNCAP)対象の7車種のうち、3車種が1等級、2車種が2等級、残りの2車種はそれぞれ3等級と4等級だったと明らかにした。

自動車安全度評価(KNCAP)は、自動車衝突基準など法的基準より高い水準のテストを実施し、結果を公開することで、製造車両の安全度向上を誘導する政府主導の評価プログラム。日本や米国、欧州、オーストラリアなど主要国でも実施中だ。

昨年、評価対象の7車種は起亜自動車のニロEV、現代アイオニック6、ボルボのXC40リチャージ、ポールスターのポールスター2(以上が電気自動車)、ジェネシスのGV70、双龍(サンヨン)のトーレス、BMWのX3(以上が内燃機関自動車)など。評価車両の選定基準は新規発売車両の中で販売台数が多く、消費者の関心度が高い自動車の中で国産・輸入、製造会社、車級、価格などを総合的に判断して選定した。

評価分野は▽衝突事故発生時にどれだけ搭乗者を保護できるかの衝突安全性▽外部の歩行者を認知して回避するなど外部通行者安全性▽非常自動制動、死角・後方感知など先端装置で事故を予防する事故予防安全性――など3分野21の試験の点数を1~5等級に換算・評価する。

衝突安全性と外部通行者安全性分野に適用していた等級調整方式を昨年から事故予防安全性分野にも適用した。3分野の総合点数が82.0点を超えて1等級に該当しても、事故予防安全性が70.0点以下の場合には総合等級が下方調整される。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News