【2月3日 AFP】カナダ国防省は2日、米国と協力し、高高度を飛行している偵察気球を監視していると発表した。米本土上空の気球に続く「2台目」の可能性があるという。

 米国防総省は同日、本土上空を飛行する中国の偵察気球を追跡中だと発表していた。カナダは中国については触れていない。

 カナダ国防省は発表で「高高度偵察気球が確認され、その動きは積極的に追跡されている。カナダ国民は安全であり、政府は第2弾の可能性がある対象の監視を含む、領空域の安全確保措置を講じている」と説明した。

 また、「わが国の情報機関は米国と協力し、カナダの機密情報を外国の脅威から保護するために必要なあらゆる措置を継続する」としている。 (c)AFP