【2月3日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は2日、ウクライナでの「特別軍事作戦」を第2次世界大戦(World War II)中の独ソ戦になぞらえるとともに、核兵器使用の可能性を示唆した。

 プーチン氏は、南部ボルゴグラード(Volgograd、旧スターリングラード)で開かれたスターリングラード攻防戦(Battle of Stalingrad)から80年の記念行事で演説。「わが国はいつも西側諸国に侵略され、防戦を強いられている」と主張した。

 さらに、ドイツがウクライナへの供与を決めた主力戦車に言及し、「われわれは、再びドイツのレオパルト(Leopard)戦車の脅威にさらされている。信じられないが、現実だ」と語った。

 また「われわれは西側諸国との国境に戦車は送らないが、何らかの対抗策は取る。装甲車の派遣では済まないことを誰もが理解しておくべきだ」「ロシアとの現代戦は全くの別物になる」と語った。

 映像は2日撮影・提供。(c)AFP