【2月2日 AFP】ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相は2日、西側諸国がロシアの永続的な敗北を目論んでいると批判した。国営テレビが伝えた。

 欧州連合(EU)欧州委員会(European Commission)のウルズラ・フォンデアライエン(Ursula von der Leyen)委員長がこの日、ウクライナの首都キーウに到着した。

 これに関連してラブロフ氏は、テレビ放送された発言の中で「フォンデアライエン氏は、戦争の結末はロシアが何十年も経済的に立ち直れないような敗北であるべきだと述べた」と指摘し、「これは人種差別、ナチズムではないのか」などと非難した。

 EU高官らとともにキーウ入りしたフォンデアライエン委員長は3日、同市で開催されるウクライナEU首脳会議に出席する。(c)AFP