【1月31日 Xinhua News】中国国家衛生健康委員会の米鋒(Mi Feng)報道官は30日、国務院合同予防・抑制メカニズムの記者会見で、全国の新型コロナウイルス感染は総じて低流行レベルに入り、各地の感染も減少傾向を着実に維持していると語った。

 同委員会基層衛生健康司の傅衛(Fu Wei)監察専門員は「郷鎮衛生院と社区(コミュニティー)衛生サービスセンターの発熱診療室、一般外来、急患外来の受診者数は昨年12月21日のモニタリング開始以降、増加傾向から減少傾向へと転じ、現在は安定して減少している」と説明。今月21~27日の春節(旧正月)連休期間における発熱診療室の受診者数は低位に推移したとし、中でも旧暦元日(22日)が最も少なく、その後は一定の増加が見られたものの春節前に比べ40%前後、12月23日のピーク時に比べ94%減少したと述べた。今月27日に末端医療機関の一般外来と急患外来を受診した人の数は延べ203万6千人で、春節前に比べ3割近く減少したと説明した。(c)Xinhua News/AFPBB News