【1月30日 CGTN Japanese】春節(旧正月)の連休が明け、中国各地の企業では急ピッチで生産ラインの再稼働を進めており、労働者の職場復帰が加速しています。

 1月21日から27日の春節連休中、中国東部江蘇省(Jiangsu)蘇州市(Suzhou)の人力資源社会保障機関の職員と重点企業10社の責任者は、従業員募集のために専用車に乗り込み、江蘇省から500キロ以上離れた中部河南省(Henan)信陽(Xinyang)に向かいました。

 蘇州市と同様に、全国各地の企業は春節の休みを返上して増産を進めており、労働力の需要が急増しています。

 同じ東部にある浙江省(Zhejiang)海寧市(Haining)の自動車用電子製品を生産するあるハイテク企業では、すでに1月の受注量が昨年の年間受注量と同程度に達しており、第一線の作業員と技術研究開発者を100人以上募集しています。

 各地での経済の活況に伴い、春節後の労働市場も活発化しています。春節ムードがまだ消えない中、多くの労働者が職場復帰への道を歩み出しました。西部地区の広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)、寧夏回族自治区(Ningxia Hui Autonomous Region)、貴州省(Guizhou)などからの出稼ぎ労働者は、南部の広東省(Guangdong)、浙江省、福建省(Fujian)、海南省(Hainan)などへの直通車に乗り込み、続々と職場復帰に向かっています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News