【2月4日 CGTN Japanese】重慶市(Chongqing)璧山公安局特殊警察航空チームはこのほど、同市のビジネスエリアでドローンを使い空中パトロールを行った時、市民から急きょ助けを求められ、迷子になった子どもを無事見つけました。

 その際、航空チームの隊員は保護者に詳しく事情を聴き、子どもの体形などの特徴を理解した上で、保護者と一緒に捜索範囲を広げながら、警察用ドローンを同時に操作して対応を進めました。

 ビジネスエリアが混雑していることから、警察はドローンの立体巡察機能を利用しながら、「迷子になっている坊ちゃん。お父さんお母さんは商店街の入り口で待っている。このドローンを見たら手を振ってください」と音声放送も流して探しました。

 音声放送など一連の捜索をする中で、警察はドローンが伝送した画面に、一本の裏通りに止まっている車の後ろで泣いている子どもの姿を見つけました。

 確認したところ、迷子であることが判明しました。ドローンの離陸から子どもの身元確認まで、経過時間はわずか十数分でした。(c)CGTN Japanese/AFPBB News