【1月30日 AFP】22-23フランス・リーグ1は29日、第20節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は10人になって迎えた後半アディショナルタイム6分に同点ゴールを許し、1-1でスタッド・ランス(Stade Reims)と引き分けた。

 51分にネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が先制ゴールを決めたPSGは、その後途中出場のマルコ・ヴェッラッティ(Marco Verratti)が退場処分を受けたものの、その1点で勝ち点3を手にするには十分かに思われた。

 しかし試合終了間際、イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)からレンタル移籍中のフォラリン・バログン(Folarin Balogun)が抜け出すと見事な同点ゴールを決め、スタッド・ランスがふさわしいドローに持ち込んだ。

 30歳のウィル・スティル(Will Still)監督が率いるスタッド・ランスは、これでリーグ戦とカップ戦での無敗記録を14に伸ばした。リーグ戦では中位につけているものの、これで今季のPSG戦では2度目の引き分けとなった。

 一方、年が明けてからのリーグ戦4試合で3度目となる勝ち点取りこぼしとなったPSGは、2位ランス(RC Lens)との勝ち点差が3となっており、約2週間後に控える欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)決勝トーナメント1回戦のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)との初戦に向けて、その調子が気がかりとなっている。(c)AFP