【1月30日 AFP】元男子テニス選手のロジャー・フェデラー(Roger Federer)氏は29日、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2023)の男子シングルス決勝で10度目の優勝を果たし、最多タイとなる四大大会(グランドスラム)通算22勝目を挙げたノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)の「素晴らしい努力の成果」をたたえた。

 グランドスラム20勝を挙げ、膝の回復が思わしくないことを理由に昨年41歳で現役を退いたフェデラー氏は、「またしても素晴らしい努力の成果だ。本当におめでとう」とインスタグラム(Instagram)に短いメッセージを投稿した。

 35歳のジョコビッチは、決勝でステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)にストレートで勝利。全豪オープン10勝目を挙げ、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)7勝、全米オープン(US Open Tennis Championships)3勝、全仏オープン(French Open)2勝と合わせ、1歳年上のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に並ぶグランドスラム22勝目を飾った。

 前回王者のナダルは、今大会は2回戦で敗退し、股関節屈筋の負傷で6~8週間離脱すると発表されている。(c)AFP