黒人男性暴行死で取り締まり部隊を解散 米メンフィス市警
このニュースをシェア
【1月29日 AFP】米南部テネシー州メンフィス(Memphis)市警察は28日、黒人男性に暴行して死亡させた警官5人が所属していた街頭犯罪対策部隊を解散させた。
黒人男性タイリー・ニコルズさん(29)を取り締まり中に暴行した黒人の警官5人は、後に殺人罪などで起訴された。「スコーピオン(Scorpion、さそり)」と呼ばれる部隊に所属していた。Scorpionは「Street Crimes Operation to Restore Peace in Our Neighborhoods」の頭文字だ。
メンフィス市警察は「スコーピオン部隊を永久解散させることが最善策」と判断したと説明。ニコルズさんの家族はこれを受け、弁護士を通じて声明を出し、妥当な判断であり、「全メンフィス市民にとっても適切かつ公正な決定だ」と評価した。(c)AFP