「メタバースソウル」オープン記者説明会でメタバース試演を見ているオ・セフン(呉世勲)ソウル市長(c)news1
「メタバースソウル」オープン記者説明会でメタバース試演を見ているオ・セフン(呉世勲)ソウル市長(c)news1

【01月29日 KOREA WAVE】ソウル市がこのほど、世界の都市の中で初めて、公共メタバースプラットフォーム「メタバースソウル」の運営を始めた。導入、拡張、定着の3段階を経て、2026年までに徐々に完成させる計画だ。

メタバースソウルはプラットフォーム構築に力を入れ、第1段階サービスとして経済、教育、税務、行政など分野別行政サービスを提供している。

news1がソウル市のメタバースを体験してみた結果、税金計算・苦情書類発給などを1カ所で処理するなど、効用が大きいことがわかった。もっとも事業初期であるため、不十分な部分も目立った。

アバターは3つまで作ることができ、ヘアスタイル、帽子、目、眼鏡、肌、上着、下着、カバン、靴、靴下など10つのカテゴリーで本人の外形を自由に選択できる。アバターを作ると、ソウル広場、ソウル市長室など9つの空間を思うままに歩き回ることができる。

NPC(ノンプレイヤーキャラクター)を通じて財産税・不動産税・地方税など税金計算と住民登録謄本など行政書類の発給を受けることができる。こうした行政サービスが視覚的空間と結びつき、一度で利用者は理解できる。

このほか「メタバース会議室」をレンタルしたり、オ・セフン(呉世勲)市長のNPCに会って政策提案をするなど、多様な行政サービスを利用することができる。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News