中国スーパー業界が経営回復 オンライン販売が顕著な伸び示す
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【1月30日 Xinhua News】中国チェーン経営協会はこのほど「2022スーパーマーケット業態調査速報」を発表した。スーパー業界は22年に回復傾向を示し、売り上げが前年同期並みまたはプラス成長となった企業が全体の55・7%を占め、21年の32・9%を上回った。純利益では、前年同期並みまたはプラス成長となった企業が52・9%を占め、21年の27・8%を上回った。
売り上げがプラス成長となった企業は全体の44・3%で、21年を15・2ポイント上回った。横ばいだった企業は前年比7・6%増の11・4%で、マイナス成長となった企業は22・8%減の44・3%だった。
オンライン販売が企業の売り上げ増に大きく貢献した。スーパー企業全体の82・9%はオンライン販売がプラス成長を実現し、45・7%は2割以上の伸びを示した。
速報はスーパー業界の今年の動向について、より多くの企業が経営規模を維持しつつ、施設や設備の改造・高度化を進めると指摘。企業が今後の発展を楽観視しているとの分析を示した。また、より多くの企業がオンライン業務の拡大やオンラインとオフライン業務の融合、商品競争力の向上などに経営の重点を置くとの見方を示した。