【1月28日 AFP】フランスラグビー連盟(FFR)のベルナール・ラポルト(Bernard Laporte)会長が27日、昨年12月に汚職で有罪となったことを受けて辞任したと、同国スポーツ相が明らかにした。

 アメリー・ウデア・カステラ(Amelie Oudea-Castera)スポーツ相は、連盟の理事会を終えた後、報道陣に対して「ベルナール・ラポルト氏が辞任したことを公表する」と述べた。

 フランス代表の元指揮官でもあるラポルト氏は、代表ユニホームのスポンサー契約で、仏リーグ・トップ14王者のモンペリエ(Montpellier Herault Rugby)を所有する大富豪モヘド・アルトラッド(Mohed Altrad)氏に便宜を図ったとして、執行猶予付き禁錮2年の有罪判決を言い渡された。

 今年はラグビーW杯フランス大会(2023 Rugby World Cup)が控えており、この事件は大会への準備に暗い影を落としている。(c)AFP