【1月28日 AFP】フィギュアスケート欧州選手権(ISU European Figure Skating Championships 2023)は27日、フィンランド・エスポー(Espoo)で男子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、フランスのアダム・シャオイムファ(Adam Siao Him Fa)が合計267.77点で優勝した。

 今季のグランプリ(GP)シリーズ第3戦のフランス杯(Internationaux de France 2022)を制しているシャオイムファは、2011年のフローラン・アモディオ(Florent Amodio)以来、フランス勢としては12年ぶりの欧州王者となった。

 4日後に22歳の誕生日を迎えるシャオイムファは、「あまり感情は出さない方だけど、とてもうれしい」と喜び、「欧州のチャンピオンなんてすごい。ハードワークが報われたと感じている」とコメントした。

 イタリアのマッテオ・リッツォ(Matteo Rizzo)が合計259.92点で2位、肩の骨折から復帰したスイスのルーカス・ブリチュギ(Lukas Britschgi)が合計248.01点で3位に入った。

 一方、ロシア人スケーターは今大会への出場を禁止されており、前回王者のマルク・コンドラチュク(Mark Kondratiuk)は大会連覇を果たせなかった。(c)AFP