【1月27日 AFP】フランス外務省のアンクレア・ルジョンドル(Anne-Claire Legendre)報道官は26日、西側諸国がウクライナに主力戦車を供与すると決定したのを受け、フランスも同盟国もロシアと戦争状態にあるわけではないと強調した。

 ルジョンドル氏は「わが国も、どの同盟国も、ロシアと戦争状態にない」「(ウクライナへの)軍備の提供は共同交戦を意味するものではない」と述べた。

 ドイツのアナレーナ・ベーアボック(Annalena Baerbock)外相は前日、「西側諸国が協調し、非難合戦をしないことが重要だ。戦っている相手はロシアなのだから」と述べていた。

 ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)は西側諸国によるウクライナへの戦車供与について、「紛争への直接関与」との認識を示している。(c)AFP