【1月27日 AFP】フィギュアスケート欧州選手権(ISU European Figure Skating Championships 2023)は26日、フィンランド・エスポー(Espoo)でペア・フリースケーティング(FS)が行われ、イタリアのサラ・コンティ(Sara Conti)/ニッコロ・マチー(Niccolo Macii)組がロシア勢不在の好機を生かして優勝した。

 ショートプログラム(SP)で堅実な演技を見せたコンティ/マチー組は、FSでトップのスコアをたたき出し、合計195.13点を記録した。同胞のレベッカ・ギラルディ(Rebecca Ghilardi)/フィリッポ・アンブロジーニ(Filippo Ambrosini)組が合計186.96点で2位、ドイツのアニカ・ホッケ(Annika Hocke)/ロベルト・クンケル(Robert Kunkel)組が合計184.26点で3位に入った。

 欧州選手権のペアはロシア勢が圧倒的な強さを誇り、昨年も表彰台を独占したが、ウクライナ侵攻の影響を受け、今年の大会では出場を禁止されている。(c)AFP