【1月27日 AFP】米民主党のチャック・シューマー(Chuck Schumer)上院院内総務ら上院議員は26日、半自動ライフル「JR15」の子ども向け販売を停止するよう訴えた。

 製造元の米銃器メーカー「WEE1タクティカル(WEE1 Tactical)」によると、JR15は人気の高性能ライフル「AR15」より20%ほど小さく、5発または10発入り弾倉を装填(そうてん)できる。同社のウェブサイトには、大人の隣でJR15を撃つ子どもの写真が使用されている。

 シューマー氏らは記者会見で、米国で最近相次ぐ銃乱射事件や、バージニア州の学校で6歳の児童が教員を銃で撃ち負傷させた事件に言及し、「若者の銃暴力や銃乱射事件がまん延する中、子ども向けAR15などというアイデアは日の目を見るべきではない」と断言。連邦取引委員会(FTC)はWEE1タクティカルに対する措置を講じるべきだと訴えた。(c)AFP