【1月25日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2023)は25日、男子シングルス準々決勝が行われ、トミー・ポール(Tommy Paul、米国)が7-6(8-6)、6-3、5-7、6-4で同胞ベン・シェルトン(Ben Shelton)の快進撃を止め、自身初となる四大大会(グランドスラム)準決勝に進出した。

 ポールは、ノーシード同士の対決で20歳のシェルトンを相手に豊富な経験を駆使し、消耗戦を制した。米国男子選手が全豪4強入りを果たしたのは、2009年大会のアンディ・ロディック(Andy Roddick)以来となっている。

 29日に行われる決勝進出を懸け、ポールは大会通算9度の優勝を誇るノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)とアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)の勝者と準決勝で対戦する。

 一方、自身2度目のグランドスラム出場で海外への渡航も初めてだったシェルトンは、ポールのリターン力の前に最大の武器であるサービスとフォアハンドのショットを封じられた。(c)AFP