健康な人間は何歳まで生きられるのか
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■「ボリューム効果」
この理論に基づくと、110歳を超える「スーパーセンテナリアン」の数が増えれば増えるほど、最長寿命が伸びていく可能性が高まることになる。
スーパーセンテナリアンが100人いれば「50人は111歳まで、25人は112歳まで生きる」ことになる。このような「ボリューム効果」により「長寿に限界はなくなる」とロビヌ氏は話した。
ロビヌ氏は今年、死亡率は105歳以降も上昇し続けるとの研究結果を発表する予定だ。
これは、人の寿命には突破できない限界があるということなのだろうか。ロビヌ氏はそこまでは言及していない。「高齢者の健康を少しずつ改善するしかない」と話すにとどめている。
仏国立人口研究所(INED)の研究員フランス・メレ(France Mesle)氏は、現状では確定的な答えはないと話す。「超高齢者の数は増えているとは言え、その数はまだごく限られている。統計的な有意性は見出せない」とAFPに語った。
「ボリューム効果」を検証するには、超高齢者が増えるのを待つしかないのかもしれない。
また、医学の進歩で近い将来、これまでの通説が覆される可能性もある。
フランスの加齢医学の専門家、エリック・ブーランジェ(Eric Boulanger)氏は、「遺伝子操作」によって140〜150歳まで長生きする人も出てくるかもしれないと話した。(c)AFP/Isabelle Tourne