【1月25日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2023)は25日、女子シングルス準々決勝が行われ、ノーシードのマグダ・リネッテ(Magda Linette、ポーランド)が6-3、7-5で第30シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)を下し、自身初の四大大会(グランドスラム)4強入りを決めた。

 同胞で第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek)が敗退した後も、ポーランドを代表して戦っているリネッテは、第5シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)とドナ・ヴェキッチ(Donna Vekic、クロアチア)の勝者と決勝進出を懸けて激突する。

 元世界ランク1位のプリスコバから1時間27分で勝利を収めたリネッテは、「とても感動しているし、本当に信じられない。夢がかなった」とした上で、「それでも進み続けていく。まだ大会の途中だから、興奮しすぎたくはない」と続けた。

 現在世界ランク45位のリネッテは今大会の活躍により、自己最高を更新する同30位以内への浮上が決まった。(c)AFP