【1月25日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2023)は24日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第3シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)は6-3、7-6(7-2)、6-4でノーシードのイジー・レヘチカ(Jiri Lehecka、チェコ)を退け、自身4回目の準決勝に進出した。試合後には、これまでとは「別の選手」になったと自信を見せた。

 チチパスは相手との力の差を見せて一気に勝利し、自身初の四大大会(グランドスラム)のタイトルへまた一歩近づいた。次は初の決勝進出を懸けて第18シードのカレン・ハチャノフ(Karen Khachanov)と対戦する。

 チチパスはここ2年を含め、過去に3回全豪オープンで準決勝の壁に阻まれている。しかし試合後、これまでとは違う感覚と、今年こそ自分の年にできる自信はあるかと聞かれると、「自分のテニスに最高の手応えがある。これほどいい感触はここしばらくなかったはずだ」と話した。

「それについては、間違いなくイエスと言える。言った通り、今の自分は別の選手で、これまでと違うプレーをしている。メンタリティーも変わった」

「コートに出ても、本当にネガティブなことは考えない。とにかくコートへ出て、自分のテニスをできている」 (c)AFP/Martin PARRY