【1月25日 Xinhua News】中国湖北省(Hubei)石首市(Shishou)の石首麋鹿(シフゾウ)国家級自然保護区はこのほど、保護区中心エリアに生息する国家1級保護動物のシフゾウ400頭を、分散化を目的に新たに設けられた8千ムー(約533ヘクタール)の人間活動などが禁止される緩衝エリアに移動させた。

 同保護区は1991年の設立で、中心エリアではこの1年でシフゾウが307頭増えて2500頭余りとなり、保護区の収容上限数に迫っていた。同保護区は2度の拡張を経て、当初の2千ムー(約133ヘクタール)から1万5千ムー(約1千ヘクタール)へ、さらに2万3千ムー(約1533ヘクタール)へと拡大している。(c)Xinhua News/AFPBB News