【1月24日 Xinhua News】中国広東省(Guangdong)の広州市文物考古研究院はこのほど、同市南沙区合成村で行われた建設工事に合わせて実施した調査で発見した遺跡の発掘成果を発表した。

 発掘は2022年8~11月に実施。発掘面積は2千平方メートルで、408カ所の遺構が見つかった。遺跡は商(殷)、西周、唐宋、明清の四つの文化層を含み、中でも商代の遺構が最も多かった。商代文化層の堆積範囲は約千平方メートルで、多くの土器と石器が出土した。一部の廃棄物は廃棄された状態をそのまま留めていた。出土遺物の特徴や堆積状況から、集落の生産・生活の場だったとみられる。(c)Xinhua News/AFPBB News