中国の宇宙ステーションでも「春聯」にギョウザ 宇宙飛行士たちの年越し
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【1月23日 CGTN Japanese】中国旧暦の大みそかに当たる21日の早朝、地上400キロ上空の中国の宇宙ステーションにいる宇宙飛行士3人は、めでたい赤い衣装に着替えて家族とビデオチャットをし、宇宙での生活について伝えました。
宇宙ステーションに飾られた春節(旧正月)飾りの「春聯(縁起の良い対句が書かれた赤い紙)」は、宇宙飛行士の費俊竜(Fei Junlong)氏、鄧清明(Deng Qingming)氏、張陸(Zhang Lu)氏の3人が直筆したものです。大みそかの夜に食べる年越し料理には、「毎年余裕ができますように」という願いを込めた燻製の魚(中国語の「魚」は「余」と同じ発音)や、幸せな生活を象徴するもち米と蓮根で作られた中国式デザートなど、主食とおかず合わせて13品が用意されました。中国の年越し料理に欠かせないギョウザの餡は、サワラ、牛肉、豚肉の3種類ありました。
3人の宇宙飛行士の任務は、旧暦の大みそかから新年2日目までお休みとなり、新年3日目(1月24日)から再開するということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News