【1月23日 AFP】22日に行われた全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2023)の女子シングルス4回戦で、エレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)に敗れたココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)が、まさかのベスト16敗退に記者会見で感極まって涙を見せた。

 ガウフは2017年の全仏オープン(French Open 2017)女王オスタペンコに5-7、3-6で敗戦。普段は18歳という年齢に似合わず、メディアの前では落ち着いた姿を見せるが、この日は試合中に感じたフラストレーションについて会見で質問されると、感情があふれた。

 ガウフは「すごく練習を頑張って、手応えを得て大会に入れたし、感触の良さは今も感じている。大きく成長したと思っている」と明かし、「それでも彼女のような選手と対戦して、非常にいいプレーをされたら、こちらとしてはどうしようもないところがある」と話すと、「だから、その部分には少しだけフラストレーションがある」と認めた。

 そこで突然声を震わせ涙を流したが、それでも「大丈夫、続けられます」と話し、スタッフからティッシュを渡された。

 ガウフはジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)とのペアでダブルスにも出場しており、23日には加藤未唯(Miyu Kato)/アルディラ・スチアディ(Aldila Sutjiadi、インドネシア)組を下して準々決勝進出を決めた。(c)AFP